事業再生支援サービス

現状の把握～中長期的なビジョン・計画の策定～実行支援～継続的サポート

資金繰りのレビューおよびハイレベルな分析等により、短期的な健全性の把握、中長期的な再生計画の方向性を見極めます。

事業再生局面の会社にとって、最も重要な要素の1つは資金繰りです。返済をストップした状態で、資金は回っているのか、それとも減少局面にあるのかを見極める必要があります。

企業再生において、事業計画策定、社内の意思統一、金融機関等の合意成立には3か月から半年程度の期間を要することとなります。少なくともその期間の資金ショートは絶対にあってはなりません。そのため、緊急で出血を止める処置をする必要があるのか、或いは金融機関からニューマネーの調達を交渉するのか等、スピード感をもって現状を把握し対処する必要があります。

U＆FASでは、まず資金繰りレビューを中心とした、ハイレベルな財務調査、事業調査を行い、事業再生の基本的な方針を検討いたします。

短期的な資金の状態を把握し、計画策定期間内の資金繰り対策を検討します。また、デューデリジェンスに着手する前に簡易的な調査を行うことにより、その後の支援の効率的な実施や、関係者への認識の共有を図ることが可能となります。

過去～現在の事業・財務面からの窮境要因の把握、計画策定に向けた現状の正確な理解、課題の抽出を行います。

第三者の立場から客観的にデューデリジェンスを行い、現状を分析します。

事業デューデリジェンスでは、市場分析、競合分析等の外部環境分析やSWOT分析、バリューチェーン分析、キャッシュフロー分析、正常収益力分析といった内部環境分析を様々な切り口から実施いたします。

財務デューデリジェンスでは、特に財務面において会社の実態BSの把握や、金融機関別の保全状況、資金繰り分析、債務償還年数の分析等、会社の財務体力や金融債務の内容を正確に把握します。

事業・財務デューデリジェンスによって現状の正確な把握を行い、抽出された課題を整理して、今後の事業計画の施策として検討いたします。

U＆FASでは、様々な業界・業種の事業再生の経験をもつ公認会計士・中手企業診断士により、深度の深い分析を実施いたします。

分析のポイント

経営者とのディスカッションを重ね、腹落ちした、想いのある、そして実効性の高い計画を共に作成します。

事業計画策定の局面において最も重要なことは、経営者が本気で取り組むということです。見栄えの良い再生計画を作っても、経営者が腑に落ちていなかったり、想いが入っていない計画では、絵に描いた餅でしかなく、意味のない計画になってしまいます。

U＆FASでは、経営者とのディスカッションを重ね、会社の想い・行動・数字が密接に絡み合った、かつ実効性の高い再生計画を作成することを目指します。

事業計画書の作成支援、支援依頼のとりまとめ、バンクミーティングの開催支援を行います。

モニタリング支援により、アクションプランの着実な実行をフォローし、計画達成を目指します。

再生計画の策定は事業再生のスタート地点です。策定した再生計画を実行することが事業再生の第一歩であり最も重要なことでもあります。計画の実行を第三者がモニタリングすることにより、実効性の担保と金融機関への信頼性の担保につながります。

U＆FASでは、実行スケジュールの作成、再生スキーム実行支援、数値計画の計画・実績比較、アクションプランの進捗状況、金融機関への報告資料の作成支援、計画のローリング等の支援を行い、再生の実現に向けて支援します。